カリフォルニア州サンノゼ – [2025 年 4 月 25 日] オープン インフラストラクチャ ソリューションの大手プロバイダーである Edgecore Networks は本日、ピュアプレイ オープンソース SONiC プロバイダーになるという戦略的意向を発表し、オープン インフラストラクチャへの取り組みをさらに強化し、SONiC の成熟と採用を加速します。

Edgecoreは、2014年にOpen Compute Project（OCP）を通じてオープンコンピューティング運動に本格的にコミットした最初の企業であり、現在ではOCPへのトップ10貢献者の一社として、オープンネットワーキングのパイオニアであり続けています。オープンソースネットワーキングの変革の可能性を認識し、EdgecoreはSONiCを初期段階から全面的に採用することで大胆な一歩を踏み出し、オープンエコシステムの構築促進において重要な役割を果たしています。

SONiCコミュニティの成熟を加速させるため、Edgecoreは2018年に独自のエンタープライズグレードのSONiCディストリビューションを開発し、設立当初からオープンソースの取り組みを積極的にアップストリーム化してきました。この戦略的取り組みは、世界中の多様な市場におけるSONiCの採用と堅牢性の向上に貢献しています。

今日、SONiCエコシステムは大きく成熟し、データセンターにおける幅広い市場導入を実現し、多くのユースケースをサポートしています。さらに、オープン性の概念はネットワークだけにとどまらず、はるかに進化しています。多くの企業は、ネットワーク、コンピューティング、ストレージにまたがるオープンインフラ戦略を採用しています。Edgecoreは、オープンネットワークの枠を超え、お客様がクロススタックのオープンインフラを構築できるようビジョンを拡大することで、再びリードしていきます。このことを念頭に、EdgecoreはピュアプレイSONiCプレイヤーとなるという大胆な一歩を踏み出します。

SONiC専業企業として、EdgecoreはSONiC Apache License 2.0に基づくコミュニティ・オープンソースの提供に注力し、サポート、プロフェッショナルサービス、コンサルティング、トレーニングなどを通じて収益モデルを構築します。また、ポートフォリオ強化のため、EdgecoreはBroadcomと提携し、エンタープライズSONiCを提供します。これは、顧客の幅広いユースケースに対応するように設計された堅牢なオープンソース・ディストリビューションです。さらに、Edgecoreはコミュニティとの連携を重視し、オープンソース・コミュニティへの貢献と連携を強化していきます。

「Edgecore Networksとの協業により、Broadcomの最先端の商用シリコンを活用し、業界で最も堅牢で信頼性の高いオープンネットワーキングソリューションの一つを一貫して提供してきました」と、Broadcomのコアスイッチンググループ、製品およびエコシステム責任者であるHasan Siraj氏は述べています。「当社の最先端スイッチングチップセットとSONiCへの貢献を統合することで、エンドユーザーは導入を効率化し、高性能かつAI主導のインフラストラクチャの価値を最大限に引き出すことができます。」

Edgecore Networksは、お客様への長年にわたるコミットメントの一環として、これまでEdgecoreのエンタープライズディストリビューション（ecSONiCブランド）を採用してきた既存のお客様を引き続きサポートし、必要に応じて長期サポートおよび移行計画をコミットし、コミュニティへの開発貢献を行っていきます。また、Edgecoreは、自社のハードウェアプラットフォーム上でサードパーティのNOSをサポートすることにより、OCPおよびオープンネットワークインストール環境へのコミットメントも継続していきます。

SONiC ピュアプレイの詳細については、以下をご覧ください。 www.edge-core.com/sonic