Edgecore 、OpenFlow ベースのグローバルな SDN を NCTU に展開

ケーススタディ –
Edgecore Networks のオープンネットワーキングデータセンタースイッチ、AS4610-54T 1GbE と AS5712-54X 10GbE が、台湾国立交通大学(NCTU)に設置されました。これらのスイッチは、それぞれ、レイヤ 2 管理プレーンスイッチ、OpenFlow データプレーンとして機能します。Edgecore とそのソフトウェアパートナは、2016 年 5 月、OpenFlow ベースのグローバルな SDN(Software Defined Network)である、ONOS SDN-IP の展開に成功しました。


背景

     
ONOS(Open Network Operating System)は、サービスプロバイダに向けた、ソフトウェアで定義されるネットワーキング(SDN)OS で、アプリケーションやサービスの作成を容易にするためのスケーラビリティ、高可用性、高いパフォーマンス、抽象化機能を備えています。このプラットフォームは堅固なアーキテクチャに基づいていて、豊富な機能を持ち、運用への投入が可能なレベルへと短期間で成熟を遂げました。ONOS コミュニティは、プロジェクトのさまざまな面に貢献するパートナとコラボレーターが 50 を超えるまでに拡大しています。
 
この組織は、SDN の裏付けを通して、制御プレーンとデータプレーンを分離することで、ソフトウェアのイノベーションサイクルがハードウェアのイノベーションサイクルに縛られないようにするというビジョンを持っています。最初の ONOS SDN-IP の展開は、2015 年に、米国、ヨーロッパ、オーストラリア、南アメリカの 4 大陸で行われました。2015 年第 4 四半期には、KREONET もアジア初の ONOS SDN-IP を展開しました。そして、NCTU はアジアで 5 番目の展開事例で、台湾初の SDN-IP ネットワークを実現しています。
 
アプリケーション図/トポロジ
ONOS SDN-IP ネットワークの設計目標は、以下を実現することです。
  1. BGP(Border Gateway Protocol)のインターワーキングとの互換性がある
  2. 複数の ONOS を含む多様な BGP ネットワークを、高い柔軟性を確保しつつ迅速に展開する
  3. ONOS と Quagga の多数のインスタンスと、OpenFlow スイッチの相互接続により、高可用性を備える
 
Edgecore 製の 1G スイッチは L2 管理プレーンスイッチとして機能し、10G データセンタースイッチが、異なる既存の BGP AS ネットワークをリンクする OpenFlow データプレーンスイッチ(OF1、OF2、OF3、OF4)として機能するように設計されています。この場合の既存ネットワークは、南アフリカの Amlight と韓国の KREONET です。




Edgecore Networks を選択する理由
このような ONOS SDN-IP ネットワークの展開を通して、Edgecore は SDN のコンセプトを活用し、効果的なネットワークルーティング管理による収束(コンバージェンス)時間の短さと柔軟性を実証しています。Edgecore Networks のホワイトボックスデータセンタースイッチを導入すれば、ONOS の将来の見通しが広がります。SDN はインターネットとクラウドのイノベーションをスピードアップし、同時に、ネットワークの構築と運用のコストを大幅に削減します。台湾国立交通大学(NCTU)では、Edgecore からのオープンハードウェアのサポートを利用し、ONOS SDN-IP プロジェクトを予定内に完了し、デモンストレーションを行うことができました。
 
この事例で使用されたモデル
2 台の AS4610-54T 1GbE データセンタースイッチ(48 個の GE RJ-45 ポート、4 個の 10G SFP+、2 個の QSFP ポートを装備)が、PicOS(L2/L3 モード)によってリンクして制御プレーンにサービスを提供する L2 管理スイッチとして機能
4 台の AS5712-54X 10GbE データセンタースイッチ(48 個の 10G SFP+ ポート、6 個の 40G QSFP+ アップリンクポートを装備)が、PicOS(OVS モード)によってリンクしてデータプレーンにサービスを提供する OpenFlow データプレーンスイッチとして機能